「母子家庭でこれまで子育てと仕事を必死に頑張ってきて、子供もようやく自立できた。」
「けど、これから私はどうしたら良いの?老後の生活が心配…」
という方も多いですよね。
できるだけ子供には迷惑をかけたくはないし…
特にネックとなってくる「お金の不安」と「1人で生きていく不安」について、考えてみましょう。
「お金の不安」老後資金はいくら必要?
老後資金のシンプルな計算方法
老後に必要なお金は3,000万円と言われていますが、本当にそんなに貯めないといけないのでしょうか?
どのくらいのお金が必要なのか計算してみましょう。
「1か月あたりの生活費×12か月×残年数」
で大まかに計算してみます。
例)
・現在40歳で65歳で引退
・そこから75歳まで生活
・1ヶ月の生活費は15万円と想定
15万円×12ヶ月×10年
・・・「1,800万円」
た、高い!!
ただ、65歳からは年金支給も始まるので、その分も考慮に入れてみます。
※支給平均額:54,000円で計算
(15万円-5万円)×12ヶ月×10年
・・・「1,200万円」
となります。
さらに、病気になったり、入院したときのことも考えなくてはいけません…
毎月どのくらい貯金していけば良い?
65歳までに老後の資金(1,200万円)を貯めるとして、残り25年。
毎月どのくらい蓄えていけば良いのでしょうか?
1,200万円÷25年÷12か月
・・・「40,000円」
となりました。
あくまで目安ですが、毎月4万円ずつ貯金していかなければなりません…
けっこう厳しい金額ですよね。
お金を貯めるには、資格を取って手に職を付けていくのも一手
いまはパートで働いているシングルマザーの方は、空いた時間を使って資格を取ってみるのも良いでしょう。
スキルを持っていると、待遇の良い職場にも入りやすくなりますし、今と同じようにこれから働き続けられらるかもわかりません。
シンママになってから取られる方が多いのは、
- 医療事務
- 介護職員(ヘルパー)
- 調剤事務
といった資格が人気です。
正社員になることで、会社の厚生年金や退職金なども利用できる可能性もあります。
「1人で生きる不安」独り身女性の老後の生き方とは?
子育てをしているときはとにかく忙しかったけど、そこから解放されると寂しくなってくることもあるでしょう。
独身女性に聞いた、独身でいるメリットとデメリット
<メリット>
- 好きなときに好きなことができる
- 自分のためだけにお金が使える
- 人に合わせて我慢をしなくていい
- 何も気にせず気楽に生きていける
<デメリット>
- 自分に何かあったときに頼れる相手がいないのは不安
- 1人で生活していると一日中ほとんど話さないこともある
- 寄り添う相手がいた方が毎日が充実する
- 孤独死を迎えることが不安
子育てが落ち着いて、再婚を考えるシングルマザーも多い
今後のことを考えたら、新しいパートナーを探してみるのも良いかもしれません。
最近では、結婚するカップルの4組に1組は再婚組とも言われ、老後のことを考えて、40代から再婚されるシンママも多いそうです。
これまで1人で頑張ってきた分、これからは自分の幸せのことも考えてみるのも良いでしょう。
シンママの再婚に特化した結婚相談所もある
とは言っても、40代になって再婚できるのかといった不安もありますよね。
シングルマザーの再婚で特に多いのは、結婚相談所を使うケースです。
楽天オーネットスーペリアなど、40~50代の再婚に特化した相談所もあります。
はじめから年齢が近い相手の方と知り合えるので、効率よく活動できそうですね。
公式ページのパンフレットには、利用者の体験談やサービス内容、料金などが書かれています。