この記事では「シンママ時代の不安」について書いています。
「離婚してから1人で頑張ってきたけど、将来のことを考えると漠然とした不安を感じる…」
シンママなら誰もが抱えている悩みです。
私自身、28歳のときに離婚して、そこからはシンママとして子供と2人で生きてきました。
「お金のことや子育てのこと、これから1人で生きていくということ」
これらのことについて対処していくべきなのか?
当時を振り返りながら、考えていきたいと思います。
シングルマザーが将来に抱える4つの不安とは?
①お金のことで悩むシングルマザーは多い
母子家庭の半数以上は貧困に悩んでいると言われています。
厚生労働省の調査では、日本の世帯年収の平均は約540万円ですが、母子家庭の半分以上が世帯年収122万円以下であるそうです。
シンママの場合、子育てをしながら働くため「フルタイムは難しく、給与の少ないパートタイムでしか働けない…」という方も多いはずです。
さらには、離婚した夫からの養育費が貰えなかったり、また、最初は貰っていても途中から支払いが止まってしまうというトラブルも多いようです。
②子供の将来が心配
仕事をしながらだと、どうしても子供と一緒にいてあげる時間が少なくなってしまいます。
「寂しい思いをさせてないかな…」
「やっぱりパパが欲しいと思っているのかな」
と気になってしまいますよね。
子供を大学まで進学させる場合、1人当たり平均で1,000万円程度かかると言われています。
小学生になったら習い事を始めたり、遠足や修学旅行といった行事があり、中学高校では部活動や塾・予備校などの費用もあります。
子供がちゃんと成長していけように、準備していく必要があります。
③親のことが心配
自分が働いているときに子供を見てもらったり、安心感があったりと、親がいることで救われている部分はとても大きいです!
ですが、いつまでも親を頼っていくこともできません…
今後、年を取ったり体調を崩してしまったときは、こちらが介護や面倒を見ていく必要があります。
これから親の面倒まで見てあげられるように、少しずつ自立していかなければいけませんね。
④1人でいると寂しい…一生1人で生きていけるか不安
子育てをしながら仕事をする毎日、本当に大変ですよね。
辛くても頼れる人がいなくて、ふと涙を流してしまうこともあります。
休日にショッピングモールなどで、幸せそうな家族を見ていると
「将来、私はどうなるのだろう…」
と不安になってしまいます。
シングルマザーとしてこれからどうすべき?将来の不安をなくすには?
あなたがこれからどのように生きていきたいかによってやるべきことも変わってきます。
①1人で頑張っていくなら「スキルをつけ、手に職を付けることを目指す」
「もう結婚はしない!1人で子供を育て上げ、老後も1人で生きていける」
と覚悟が決まっているならそれも立派なことです。
その場合、子供の将来や自分の老後のことまで考え、しっかりと計画的に貯蓄をしていくことが大事です。
仕事もパートや収入の少ない職場のままでは、将来的に厳しくなってきます。
スキルをつけて、社会保険や年金など福利厚生がしっかりとした会社で、正社員になることを目指していきましょう。
②再婚する気持ちがあるなら「婚活サイトですぐに活動を始める」
厚生労働省の調査では、結婚するカップル63万人のうち4分の1は再婚者であるそうです!
リクルートのアンケートでは
「シングルマザーでも恋愛対象になるか?」
という質問に対して、約半数の48%が「結婚対象になる」と回答しています。
年齢が上がるほど再婚への抵抗も少なくなってくるそうです。
結局、いまの旦那と知り合ったのはスマホのマッチングアプリがきっかけでした。
婚活方法にもいろいろ調べましたが、結婚相談所や婚活サイトだとけっこうお金がかかります…
再婚したシングルマザーの体験談
私はシングルマザー歴5年でしたが、その間がむしゃらに1人で必死に強く生きてきました。
そのときは周りのファミリーを見て本気で落ち込むこともたくさんありました。でもある時、子どもに「新しいパパが欲しい」と言われたのです。
正直再婚も諦めていて、「子どもと2人の生活が楽なのかなー」なんて思ったりもしていたのですが、その言葉でハッとしました。
婚活アプリを使って再婚する人が多いと聞いたので、すぐに行動に移しました。
「婚活アプリなんて恥ずかしい」とか思っていましたが、「行動しない人間に幸せなんて来ない」と思い、思い切って使ってみたのです。
実際に使ってみると、全然引け目を感じることもなかったですし、そのとき勇気を出したことで幸せな再婚ができました。
子どもも小学校高学年ですが主人のことが大好きです!
何も行動しないでは幸せはやってきません。
もし迷っているなら、「これが最後!」というくらいの気持ちで行動してみるのが良いと思います。